2017年01月30日

化女沼の野良猫


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野良猫・化女沼・宮城県大崎市・画像・仙台人が仙台観光をしてるブログ・与平

野良猫、化女沼
(宮城県大崎市)















【 宮城県大崎市、2016年10月 】


10月のとある日、化女沼ぞいの道路を車で走っていると、道端に石碑を見つけたので、車を止め、ちょっと眺めていました。

そしたら、石碑の影から、一匹の猫が、ひょっこり顔を出しました。

毛並みのきれいな、可愛らしい猫でした。

野良猫だろうけど、自分との距離が近いのに、怖がるようすがないところを見ると、けっこう人馴れしているようでした。

その猫はこっちへ向かって小さく鳴くと、くるっと背を向けて、石碑の裏にある低い斜面を登り、その上の茂みに入って行ってしまいました。

目で追っていたのを見失ったあと、よく見ると、猫が登った斜面には、細い道筋があるのに気付きました。

石碑を見ていたはずなのに、僕の興味は、すっかり猫に移ってしまいました。





猫はどこへ向かったのか、そこに何かあるのか――――――、気になって、猫を追跡すると、斜面の上は草木の茂った平場になっていて、細い道筋は、更にその茂みの奥へつづいていました。

興味にかられて先が見たくなり、僕は、さっきよりも形跡のうすまった道筋を、下草を踏みながら進んでゆきました。

すると、――――――思いもよらず、そこには四阿(あずまや)が建っていました。

茂みのなかにある、屋根、テーブル、長椅子。

木でできた、すこし朽ちた、古い四阿でした。

たぶんこの四阿は、今は廃墟化して残っている温泉保養施設の一部だろうと思います。





四阿には猫が十数匹住んでいました――――――もはや猫屋敷。

向こう側はとっくにこちらに気づいていたようで、僕が猫たちを見つけたときにはすでに、その十数匹の猫たちは皆、じっとこちらを見ていました。

ギョロっとした目がたくさんあったから、一瞬怖さを感じたけど、視線には殺気のような鋭さがなく思えたので、その状況にすぐに慣れ、かえって僕の方が猫たちを怖がらせているんじゃないかと、すこし申し訳ない気持ちさえ、湧いてきました。

ところで、さっきの猫は・・・

最初に石碑のところでひょっこり顔を出した猫は、アメリカンショートヘアーのように見えたんですが、ここにいた猫たちは、ほとんどがその種類か、それに近い容姿の猫で、――――――もう、どれがさっきの猫なのか、さっぱり見分けがつきませんでした。





人馴れしていて、十数匹のうち半分くらいは、多少近づいたくらいじゃ逃げませんでした。

そういったようすだったから、すぐにわかったんですが、きっと、この猫たちにエサやりをしている人がいるんでしょう。

テーブルを見ると、何枚かエサ皿がありました。

空っぽだったけど、皿のなかは、汚れがなくて綺麗だったから、きっと、エサが入っていたのを、猫たちが食べた後だろうと思います。

水の入った皿もありました。

やっぱり、誰かがエサをやりに来ているのは間違いないようです。





つまるところ、最初に石碑のところでひょっこり顔を出した猫は、僕のことを、エサをやりに来た人だと勘違いしんたんでしょう。

そして、十数匹の猫たちも、興味ありそうにこちらをずっと見るものだから、僕は猫に好かれたのかと思って、ちょっと嬉しい気分になっていたけど、――――――本当は、「この人はエサをくれるのかな!?」 といったふうな気持ちで見ていただけなんでしょうね。






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posted by 与平 at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大崎市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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