「地底の森ミュージアム」に行った、『東北文化の日』めぐり(3・完)
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地底の森ミュージアム
(宮城県仙台市)
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それとは別に、天井からスクリーンが下りてきて20分ごとに上映される、2万年前のこの森での人類の生活を再現した映像は、すごく分かりやすくて良かった。
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【 2018年11月 / 宮城県仙台市 】
2018年11月3日、『東北文化の日』の催しのひとつとして、「文化の日」でもあるこの日は、東北地方では多くの文化施設が無料開放されました。
せっかくのいい機会なので、僕は自分が住んでいる仙台市内の無料開放された文化施設を、1日のうちに3か所ほど車でめぐってきました!
最後に行ったのが、仙台市太白区(たいはくく)にある『地底の森ミュージアム』です。
ふだんは一般460円なのが、この日は無料!
僕は、ここにはむかし一度だけ行ったことがありますが、―――あんまり覚えていません(汗)。
このブログを始めた頃で、そのときのことも書いていたので自分で見てみたら、もう12年も前のことでした。
『地底の森ミュージアム』は「富沢遺跡(とみざわいせき)」を保存している場所だそうで、2万年前にこの場所にあった森林の跡、そこで旧石器時代の人類が生活をした痕跡、鹿のフンなどの実物を見ることができます。
30年前に発掘調査が行われ、そのあと遺跡を囲って建物を建て、一般公開しています。
こういった遺跡がそのままの状態で保存され、実際に見ることができるのは、とても珍しいようです。
仙台市内の地中深いところには、こんなものが眠っていたんですね。
こういったものを、一度自分の目で見ておくことは、とてもだいじなことだと思います。
「富沢遺跡」は、この場所に小学校を建てようとしたら出てきたそうです。
周辺では、仙台地下鉄南北線を掘るときに、予定コースのボーリング調査が行われたので、広い範囲で地中のようすを把握していて、「富沢遺跡」を中心に、この辺り一帯の2万年前のようすがわかっているそうです。
地中に残されたものから、2万年も前のようすがいろいろわかるなんて、おもしろいですね。
この日は「地底の森ミュージアム」のボランティアガイドさんが数名いらしたので、声をかけ、説明をしてもらいました。
やっぱり、人に説明してもらいながらだと、遺跡の見方や見どころがわかりやすくていいですよね。
自分でただ説明パネルを読んだりするより、よっぽど興味を持って見ることができました。
11月3日は、僕がめぐった3か所だけじゃなく、他にも仙台市内の多くの文化施設で無料開放、料金割引、関連イベントが行われたようです。
ふだん文化施設に行く習慣のない僕にとって、「無料なら行ってみようかな」と思った、とてもいい機会でした。
たぶん2019年の『東北文化の日』も行われるだろうから、ぜひまたこの催しを活用したいと思います!
※2019年1月1日からブログ管理人の名前を「与平」から「Tanji(タンジ)」に変えました。
(画像保存設定/01・08・09・12・13・15:94、02~07・10・11・14:96)
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