美しき瑞鳳殿



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瑞鳳殿・伊達政宗・宮城県仙台市・画像・仙台人が仙台観光をしてるブログ・与平





今晩は、「瑞鳳殿(ずいほうでん)」の事を書こうと思います。

仙台と言えば、仙台藩祖である「伊達政宗(だてまさむね)公」がもっとも有名、かつ偉大な人物




仙台人にとって憧れを抱くカリスマ的存在と言っても、決して過言ではありません。

とは言いながら、執着し過ぎていると言いたげな周りからの視線も、少なからず感じてもいます。

しかし、それで良いのでしょう。

選んでか選ばずか仙台に住み、仙台人であり仙台を楽しむのなら、「伊達政宗公」を楽しまなければ勿体ない。

それほど仙台には「伊達」が溢れています。

また、伊達家に縁があるという物は、仙台では誇らかで、鼻が高い事でもあります。

歴史、文化、地理、芸能、名物… と、仙台について誰かが何かを語る時、必ずお顔をのぞかせる御人。

「瑞鳳殿」は、その政宗公のお墓です。





僕が思うここの素晴らしさは、何と言っても色鮮やかな装飾の美しさ。

大きな建物ではないのですが、細かな彫刻が色とりどりに塗られていて、派手ながら上品な雰囲気を持っています。

ざっと見てゆく人が多いものの、凝った装飾を隅々まで見る事で、本当の美しさがきっと味わえます。

いわゆる「瑞鳳殿」と言う観光名所は、この「瑞鳳殿」、これとよく似た建物が2つ並んである「感仙殿」と「善応殿」、そして「資料館」をおもに見る所で、せっかちな人が一息で見てしまうと20分ほどで済んでしまうでしょう。

この装飾を製したたたずまいに興味が湧かなければ、きっとそのような場所となってしまいます。

せっかくの来訪ですし、入場料も550円なので、1時間くらいかけてゆっくり見ないと少々勿体ない気もします。





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「瑞鳳殿」へとのぼる石階段、霊廟へと近づく独特の雰囲気を感じる場所です。「石造りの階段は、戦火を逃れた藩政時代からのもの」なのだそうで、杉の木陰を踏みながら歩く、情緒ある道です。



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今から参るのは政宗公の御廟(ごびょう)、手などを清める水屋はこのようになっています。



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ここが「瑞鳳殿」。知人の観光のおともなど、僕は幾度も訪れている場所ですが、いつ見ても美しい姿がここにあります。中には勿論、政宗公が眠ってらっしゃいます。扉の中には等身大に近い政宗公の木造があるそうです。



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御前に立つとその装飾の細かさがよくわかります。「竹に雀」の紋には金ぱくがほどこされているそうです。仙台の幾つかある観光名所、「仙台城址」は行ってみると何もなかったとよく言われますが、ここ「瑞鳳殿」は、このような美しい政宗公の御廟があります。これは地面に座って撮った画像なのですが、僕が「瑞鳳殿」を眺めるのに、一番好きな位置です。角の辺りから見上げると、とても綺麗なのです。



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瑞鳳殿の脇に幾つも立つ、小さな腰ほどの高さの塔は、主君を追って殉死した家臣たちのお墓なのだそうです。






1945年、123機ものB-29爆撃機による「仙台空襲」で、1万発以上の爆弾が、仙台中心街とともに、ここも焼き払ってゆきました。

今ある「瑞鳳殿」は後の1979年に再建されたものだそうです。



1567年に山形県の米沢城で生まれた政宗公が、今の仙台に居城したのは1601年のこと。

1636年69歳で死去した翌年、2代・忠宗公によって建立されたのがここ「瑞鳳殿」なのだそうです。

命日の5月3日には政宗公の御魂を乗せたみこしが城下町を回る「青葉まつり」が開かれています。

仙台の芸能「すずめ踊り」も見られる良い祭りです。

「青葉まつり」は撮ってきた画像を今度載せようと思っています。






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焼失前の瑞鳳殿の屋根に付いていたと言う「青銅製の竜頭彫刻瓦(りゅうとうちょくこうかわら)」なのだそうです。焼け残った物のうち、2つがこの瑞鳳殿に置かれているようです。もう1つは横の「瑞鳳殿資料館」内にあります。数少ない当時の名残りを感じられる、とても貴重な物に違いありません。



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瑞鳳殿のそばにある「満海上人(まんかいしょうにん)供養塔」。1636年政宗公の墓所工事の際、地中より経ヶ峯に葬られた湯殿山修験者満海上人の墓が現れたと言うような事が書かれています。少々気付きにくい所にあるので、立ち止まって見てゆく人も少ないようです。





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瑞鳳殿のすぐ横にある「資料館」。中で放映されているビデオでは、瑞鳳殿など、ここにある3つの御廟を発掘調査した時の映像が見られます。政宗公の遺骨を取り出した時の映像など、滅多に見られないものです。本物の遺骨から肉付けして作られた政宗公の顔などもあります。以前、同じく宮城県の観光名所・松島にある「みちのく伊達政宗歴史観」を訪れた時、ここにも本当の頭蓋骨から造ったと言うマスクがあり、こちらのものは、頭蓋骨から機械的に作り出したという声が聞けました。




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この「涅槃門(ねはんもん)」は、普段は開かれる事はなく、脇の入口から普通は入るようになっています。そのまま階段を登った奥に「瑞鳳殿」があるのです。左には「資料館」が見えています。




今回「瑞鳳殿」の画像を載せてみたのですが、こんなに細かく見た事も、初めてのような気がします。

ここには他に、並んで建つ「感仙殿」と「善応殿」と言うものがあるのですが、またそのうちその画像も載せようと思っています。




備考)
一般・550円。P有・無料。WC有。バス停(るーぷる仙台)・瑞鳳殿前。 ※僕の勝手な所見です

この記事へのコメント

あゆた
2011年08月15日 23:40
大変参考になりました!
今度スペインから友達が来るので、ここに連れて行ってしっかり説明できるよう勉強します
与平
2011年09月22日 22:43
あゆたさん

コメントありがとうございます^^
もう行かれたでしょうか?
よいご旅行を^^

(返信遅くなってすみません。しばらくPCを離れていました。)

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