火渡り(陸奥国分寺)へいってきました



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今晩は、陸奥国分寺(むつこくぶんじ)の“火渡り”と言うのに行ってきた事を書こうと思います。

行って来たのは昨日の2月11日。

僕はここの境内に足を踏み入れるのは初めてで、勿論この“火渡り”を見るのも初めてでした。

「火渡りの儀式」と言うものに何故か興味をひかれ、是非見てみたいと、以前から楽しみにしていた行事です。

陸奥国分寺は、仙台市若林区にあって、すぐ近くには楽天ゴールデンイーグルスの本拠・フルキャストスタジアムがあります。きっと試合の歓声が聞こえるはずの距離です。

それと西には、新寺(しんてら)という地名の、仙台では知れたお寺の密集地区があります。

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お昼過ぎ、よく段取りを知らなかった僕は、少々早い到着をしたようで、境内に人はまばらでした。

場所は境内の「薬師堂」とその前の広場。薬師堂は仙台の文化と歴史の話になると必ず顔をのぞかせる、伊達政宗公が建立したものなのだそうです。



14時頃から色々な儀式が始まったのですが、絶えず唱えるお経が境内に響いていて、霊妙な雰囲気を感じてしまいました。

しばらくして火渡りの儀式へとうつったのですが、積み上げた松の葉に火をつけた途端、それまで吹いていたものとは全く違う強い西風が境内に吹き込んできました。

まるで火を煽るような風が、一気に炎を立ち上げてゆきました。

神事中ではあったけれど、神秘的と言うよりも少々気味が悪いものでした。



炊き上げて炭になった松などを崩し、ようやく“火渡り”は、初めは山伏たちが渡り、そのあと一般者がゾロゾロと渡ります。20分間ほどの事だったと覚えています。

子供から年寄りの方々と、色々な人たちの渡る姿がありました。こんな立派な行事が行われていたとは知りませんでした。



火渡りを終えて、焼け崩れた炭の消化が始まったとき、今度は突然みぞれが降り出したのです。

炊き上げの時の強風といい、消すときにふってきたみぞれといい、これは偶然ではないのかも… とも思いました。





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この門をくぐると、「薬師堂」へ真っすぐのびた参道があります。




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最初にこの「薬師堂」の中で薬師如来像の御開帳の儀式があるのだそうです。人が沢山で僕は入れず、外にもれてくるお経を聞いただけでした。堂内で拝んだ方に、「如来像はどのような形をしているのですか?」と尋ねてみましたが、御開帳は本当に一瞬との事で、その方も通って十数年になるけどまだ見た事がないとおっしゃってました。




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「南大門」からは「山伏たち」が参上し、「鐘桜」前の広場でいよいよ始まりそう。




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「鐘桜」前。




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山伏たちの衣装は、どれも鮮やかで綺麗でした。




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初めて見に来た僕には、不思議な印象の儀式が続きます。場内アナウンスで、丁寧な説明がされていたにも関わらず、こういったものに感心してしまっていて、よく聞いていませんでした。




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これが着火直後の画像で、強い西風が境内に吹き込んできた、まさにその瞬間です。煙が上に昇らないほどの風に煽られ、一気に炎があがりました。タイミングの良すぎる風は、境内に響くお経を聞きながらだと、ただの風ではないような気になりました。




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山伏たちがなにか木の棒を、お経を唱えながら次々と投げ込んでいました。おそらく祈願が書かれているのだと思います。




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ご祈祷がまわってきました。




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煙はけっこうきつくて、吸うとむせてしまうほどです。




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まず山伏たちが渡るのですが、熱いというより、たぶん煙いのだと思います。




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ハトも覗く。




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一般者も沢山参加していました。意外と「熱い」と言ってる人はいなかったようです。3年連続で渡ると病気をしないのだそうで、来年からは僕も考えてみようかなと思います。

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