名振のおめつき 1/2

石巻市 雄勝町 名振

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今晩は、名振(なぶり)の「おめつき」という祭りを見物して来た事を書こうと思います










先週末(2009年1月24日)に、見物をして来ました。

名振なる地があるのは宮城県北部、石巻市雄勝町(いしのまきし おがつちょう)。 今回初めて知ったのですが、「雄勝半島(おがつはんとう)」 にある小さな漁港の集落の地名でした。

太平洋に面する宮城県で最も飛び出た半島は 「牡鹿半島(おしかはんとう)」 で、それよりもう少し北にある小さな半島が 「雄勝半島」 です。 おそらく宮城の人でも半島の名前を並べられてすぐ頭に地図を描ける人は少ないと思います。 言葉で発する時の音も似ているので、聞いた事があるのはどちらだったかと混乱しているかも知れません。

せっかくなのでもう少々混乱を招いておきたいのですが、宮城県のある東北地方にはもう一つ似た名前の半島があります。 「男鹿半島(おがはんとう)」 です。 場所は秋田県。

今並べた3つのうち、一番広く知れていて観光客が多く訪れるのが 「男鹿半島」 で、海を望む素晴らしい景色があったり、なまはげが見られる場所です。 僕の別ブログになまはげの画像があるので見てください。(◆「怖い なまはげ、なまはげ館」(旅すずめ)

といことで、東北にある似た名前の半島を3つ並べてみました。 平がなで書くと、「おがつ半島」・「おしか半島」・「おが半島」です。 どれに行ってみたいですか?




余談はさておき今回訪れて来た場所は 「雄勝半島」 で、見物して来た物は雄勝町名振で継承されている伝統行事「おめつき」。

"山車が練り歩き、途中4カ所で思いつきのニワカ狂言を演じる"

"「おめつき」=「思いつき」で即興の寸劇をやることから付けられた"

"住民が面白おかしく即興の寸劇を演じ、皆の笑いを取る"

以前宮城県の公式観光HPをあさっていたらこういった紹介がされていました。

いったいどんな祭りなのか、聞くからに変わったもののようで、そのようすを一見したいと思い足を運んで来ました。





三陸道(三陸縦貫自動車道)の「河北IC」を降りてから一般道を車で走ること45分。 小さな漁港があり、海沿いには堤防とテトラポットが続く、そんな場所にある集落が祭りの舞台でした。 この名振という地が僕にとって初めて足を踏み入れた「雄勝半島」 となりました。

「おめつき」の祭りが始まる頃、漁港近くの民家から出ていらっしゃった方に尋ねると、これから山車がやって来て、その時にいた船着場にある石碑の前で祭りが始まるとのこと。 太鼓の音が聞こえてくるので、山車(だし)が来るのが分かるはずと教えてくださいました。

漁港には確かに石碑が3つ並んであり、前には幾つかの立派なお供え物。 幟(のぼり)と国旗も立てられていて、この日の祭りに関係ないとは見るからに思えない場所でした。

そのうち太鼓の音が聞こえて山車がやって来て、いずれ石碑から少々離れた場所に止まり、法被(はっぴ)姿の人たち数十人と宮司さんが現れました。

初めに見たのは石碑の前での儀式。

宮司さんと数人の代表者が石碑の前で何やら儀式を行い、それを皆が囲むように見つめていました。

法被姿の男衆は40人近く、そして見物人は80人ほど。 見物人はおそらく集落の方たちも多くいらっしゃるとは思いますが来訪者も多いと見えました。 多くの人が集う祭りだった事に驚きました。

儀式の後がいよいよ祭り本番で、場の雰囲気もにわかに活気付き始めました。

この祭りでの山車は男衆が担いで曳くもので、祭りらしい担ぎ方と言うのでしょうか、時には乱暴に山車を振り回すようすもありました。 山車の底枠を地面に叩き落すようにしたり、左右に大きく傾けて揺さぶったりと、破損する事をいとわない物でした。

僕の画像ではそのようすが全く伝わらない事が悔やまれるばかりですが、この祭り見物の中で祭りらしい活気ある場面だと思えました。

次回へつづく。





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祭りの初めに見物した光景。 画像左の日の丸の旗の所に3つ並んだ石碑があります。






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これがその石碑。 この日は包みのお供え物や賽銭、お米などが石碑の所に
ありました。






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山車と奥に見えているのは名振湾。 山車はこの祭りで「舞台」と呼ばれるようです。
それ以上詳しくは知りません。






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山車の前はこの「丁印」という物が担いで曳かれていました。
4~6人で担いでいたのですが、何だかとても重そうでした。






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この名振という辺りはとても道幅の狭い場所でした。






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祭りの一場面。






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山車を左右に大きくガツンガツンと揺さぶっているようす。






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山車の中で太鼓が叩かれているようす。






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現地にあった「おめつき」の説明書き。 宮城県内で数々の現地説明書きを見てきましたが、
分かりやすくしっかりと内容が書かれていて、とても良さげな説明書きでした。






↓今回一緒に撮って来た動画です。 別ウィンドでYouTube動画が開きます。
◆「おめつき (宮城県石巻市雄勝町)」




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[備考]
場所: 宮城県石巻市雄勝町名振      施行日: 毎年1月24日      時間: 10:30~15:30らしい      見物: 自由(無料)     車無料駐車場: 不明(漁港の更地に皆止めていたので一緒に止めた。パトカーも止めてたから良いのだと思う。)      車: 三陸道「河北IC」から一般道を45分      WC: なし
参考地図: 石碑の辺り{ちず丸} 注)町内の細い道は地図に記されてないようです

10:30 集落の何処からか出発した山車(舞台と丁印)が石碑に向かって移動。 浜通りではなく中通りを来て一旦通り過ぎてまた戻り、石碑からやや離れた所に止まった。
10:45 石碑の前で儀式始まる。
11:20 山車出発。 200mくらい先にある1件目の「おめつき」の家の前に止まった。
11:35 1件目の「おめつき」が始まった。
11:55 山車再び動き出して移動。
12:00 2件目の「おめつき」の家の前に止まった。 数分して2件目の「おめつき」が始まる。
…そして次は3件目、4件目へと移動してゆく。
注) 撮ってきた画像の時間記録からどんな流れだったかを書き出してみました。 祭りの開始時間は決まっていても、後の進行時間は大まかなものだったと思います。 2009年度のみの情報なので翌年度以降の事は分かりません。 あしからず。

※これらは僕の勝手な所見です

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