東松島市 宮戸島
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とある秋の一日、「嵯峨見台(さがみだい)」を訪れて来ました。 とても素晴らしいところでした。
画像Top: 嵯峨見台からの眺望。
※以下の文章は「嵯峨見台」という所へ行ったらとても景色が良かったですよという事が長々と書かれているだけなので読まなくても良いです。 でも記事の後半には「嵯峨見台」の画像が沢山あるので、画像だけでも見てやってください。
〜〜 嵯峨見台へ 〜〜
日本三景の一つで知られる宮城県の観光名所「松島」。 そこから少々離れたところに「奥松島」と呼ばれる景色の優れた場所があります。 地名ではないので正確な範囲というのが僕は分かりませんが、東松島市にある宮戸島(みやとじま)の辺りがこう呼ばれています。
その「奥松島」を代表する景観が「嵯峨渓(さがけい)」。
宮戸島の東側にある海沿い約2kmの景色のことで、白い岩肌の奇岩などが見られる場所です。
宮戸島は、"島" と言っても数十メートルの短い橋で気軽に車で渡れます。 地図で見ても陸続きの岬にしか見えませんので、おそらく島と意識して橋を渡る人はいないはずです。 その橋の所には10名程度が乗る遊覧船の発着所があり、その船に乗って海の上から「嵯峨渓」を見て回るのが一般的な観光のようです。
知っていたかのような書き方をしていますけれど、僕がこの「嵯峨渓」を初めて見たのはつい最近のこと。 11月下旬(2008年)にこのブログで書いた「大浜唐船番所跡(おおはまとうせんばんしょあと)」という陸の展望場所からその一部を眺めたのが初めてでした。
宮城県に居ながら一度も見たことがなく、"さがけい" と読むのだと憶えたのも、そう前のことではありません。
「大浜唐船番所跡」からは "夫婦岩" という「嵯峨渓」の奇岩の一つが望めたのですが、初めて見たその景色がすごく綺麗だったので、その時からすっかり「嵯峨渓」を気に入ってしまいました。
もっと散策してみたいと興味が沸き、他に「嵯峨渓」を望める場所はないのかと市販地図に目を凝らしていると、「嵯峨見台」なる場所を見つけました。 その場所に付けられていたのは "好展望地・視界180°" のマーク。 きっと嵯峨渓を望む見晴らし台に違いない、ここへ行ってみたいと思いました。
しかし、宮戸島というのは様々ある宮城の観光名所の中でも、どちらかと言うといわゆる "マイナースポット" 。 詳しい観光情報もめぼしい物が見当たらない為どういった場所かがよく分からず、また地図も細かく正確な物が見つけられませんでした。 宮戸島は遊歩道が多く設けられているのですが、結局のところ、ネット上でも現地の設置パネルなどでもこういった細い道がきちんと記された完全な地図は未だ見ていません。
現地では歩くようだということ以外大した下調べもできていないもののとにかく行ってみようと思い、仙台から車で一般道を1時間強、その場所を目指しました。
様々な心配事。 歩く道は安全だろうか、どのくらい歩くのだろうか、どの道で目的地へ行くのだろうか、間違えて迷わないだろうか。 そんなことを抱えながらも「嵯峨見台」への興味の方が強く、気が変わる事はありませんでした。
手持ちの地図を頼りに「嵯峨見台」へ車で近づくと、小型船が多く停泊する小さな港がありました。 細く入り込んだ湾で「潜ヶ浦(かつぎうら)」と言うようでした。
港に入る道とは別にもう一つ道があり、その道標には "嵯峨見台 0.4km" との文字。 アスファルトですが細い道。
この時港には漁師さんがいたので、「嵯峨見台」のことを尋ねてみました。
どうやらその道をゆけば良いようで、道が狭いので車はここらに置いて行った方が良いとのこと。 すぐ右側に鳥居があるからそこから入って行くとのことでした。
さっそくそのアスファルトの道を歩いてゆくと、100mほど進んだ所には道の右側に聞いた通り鳥居があり、人一人が歩ける幅の登りの脇道がありました。 そこにはまた道標で "嵯峨見台 0.3km" との文字。 意外に親切に設置されていたので安心しました。
しかし道標によると400mの道のり中、まだ残るは300m。 これまでの緩やかな上り坂とは違い、ここからは見るからに登りの山道。 やはりそうか、登ることになるのかと覚悟を決めました。
鳥居から登り始めて100m。 息も上がり始めた頃。 何処やら平らな所へ出たかと思うと、そこにあったのはなんと梵鐘(ぼんしょう)。 何故こんな場所にあるのかと不思議に思いながら近づいてゆくと、梵鐘の横には10数段の階段があり、その先には小屋がありました。
小屋の扉の所には鈴とそれに吊るされた鈴緒。
これは神社でした。
岩の下にめり込むようにある不思議な光景。
だから始めに鳥居があったのかとここで合点がゆき、道先の安全をお願いしました。
ここから更に道は続き、200m弱登り続けるとそこには東屋。 これが目的地の「嵯峨見台」で、ようやく到着したようでした。
400mの道のり("嵯峨見台 0.4km" との道標があった所から)を登ること15分。
来るまでの心配をよそに、意外にも道はある程度整備されていて、ほとんどが土留めをした階段。 割と歩きやすい山の中の遊歩道といった感じでした。 鳥居からは迷うような道ではなく、ただ道なりに進むだけでした。
それではさっそく頂戴しようかと、その東屋から見える景色を眺めてみました。
そこに広がっていたのは心も、いや魂までも奪われてしまいそうなほどの素晴らしい景色。
青い空。
青い海。
澄んだ海の美しさも、晴れた空の美しさも、全ての物が自分が今ここから眺める為にあるかのように思えました。
海には「嵯峨渓」の奇岩と言われる白い岩肌の小島がポツポツと浮いていて、それらを巡る遊覧船が白波を立てて横切っている。
海のずっと向こうには牡鹿半島(おしかはんとう・宮城県石巻市)がすうっと横たわっている。
こんな場所があったとは。
ひと言で言うなら感無量。
これまで「松島」や「奥松島」の展望台を幾つか回って来た中、何を見尽くしたつもりでいたのか…。 この景色を僕は知らなかったのか。
「奥松島」のとある場所。 静かにひっそりとある「嵯峨見台」でした。
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嵯峨見台を目指し車を走らせるとこのような場所に出た。 左に見えているのは小型船が多く停泊する小さな港。 右には細いアスファルトの道が見える。
画像の右側を寄って撮ったのが次の画像。
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道標の左矢印は「大高森 2.2km」と書かれている。 大高森は宮戸島でよく知られている展望台がある所。 ここから歩いてゆく道があるのだろうか? その道はよく知らない。 普通は車で展望台の下までゆき、歩いて15〜20分登る所。
道標の右矢印は「嵯峨見台 0.4km」と書かれている。 こちらが歩む道。
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画像2 の嵯峨見台への道を奥へ100m程進むと道の右側に鳥居と脇道があった。 この鳥居をくぐって嵯峨見台へと登った。
ちなみにアスファルトの道をそのまま先へ行くと、小さなトンネルになっているようだった。 歩くにはかなり気味が悪かったのでそちらは見ていない。 どこかの浜か港へ出るのだと思う。 地元のらしき軽トラは入って行ったような気がするけれど、普通車は無理な狭さ。
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道はたいていがこういった上り階段で、意外に歩きやすかった。
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鳥居から100mほど登るとあった神社。 とても不思議な光景だった。
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神社を過ぎて更に登り、嵯峨見台の東屋の手前まで来た道。 もう一息というところ。 道は細いが歩きやすかった。
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そして嵯峨見台。 青い空と海が広がる。
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東屋からの眺め。 素晴らしい景色が広がる。
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海に見えるのは嵯峨渓の幾つかの奇岩たち。 (奇岩を撮ってきた画像は次回載せます。)
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最高の場所で食べたおにぎりは美味しかった。 晩秋だったので防寒無では寒かったのだけれど、夏ならきっと涼しい風が吹き抜けるような場所なのだろうか。
備考)
見物: 自由(無料) WC: 無 車、専用駐車場: 無 徒歩: 15分
参考地図:{ちず丸} ※地図の矢印は嵯峨見台のポイントではなく、画像1 に写っている場所です。 現在のリンク先の地図は嵯峨見台のある位置が間違っていて、今回歩いた嵯峨見台への登り道も書かれていないのでここに矢印を付けました。 参考程度にどうぞ。
・下よりも頂上の東屋は風があってかなり寒い。 冬は防寒が必要。 ただし登る時は暑い。
・現地には「落石の危険があります歩行する際は注意して下さい」との注意書きあり。 画像5 に写る神社の上の岩辺りの事だろうか? 他は特別落石しそうな場所もないようには思った。
・嵯峨見台からの見晴らしを楽しむのに望遠鏡があれば面白いと思った。
※これらは僕の勝手な所見です
嵯峨見台の動画へのリンク )
この時一緒に撮ってきた動画です↓ (YouTube)
http://jp.youtube.com/watch?v=rgsphStCoaU&fmt=18






今週末に仙台へ行く予定です。嵯峨見台すごーく行ってみたい気分になりました!
こんな風景をぱっと観光客が行って見られるでしょうか?
とても判り易くていいブログですね!
こんばんは。 車で備考の参考地図(ちず丸)にある矢印の港の場所(画像1・2)まで行ければ大丈夫だと思います。 画像1・2の所からは道標があり、歩いて15分くらいでした。 特に歩いていて間違えるような道もありませんでした。 たどり着く東屋から良い景色が見えます^^
僕はFC東京のサポーターなんですけど
ほかにも何千人って東京サポーターが
仙台を観光して、知り合いのブロガーたちの所も覘きましたが、この眺望を見られたことにとても感謝いたしております!
ありがとうございました!
僕もこの綺麗な景色気に入ってます!
マイナースポットながら、なかなかの眺めですよね。
FC東京も勝利してよかったですね^^